稲刈りも済んでほっと一息。うちの畑に実っている渋柿です。その年によりますが、うちでは例年干し柿を作ります。渋柿を採って皮をむき、紐でつなげて軒下に吊るします。だいたい1カ月ほどで完成します。生で食べると渋くて食べられない柿が、1か月干している間に渋が抜けて甘みの強い干し柿になるのが楽しみです。
例年より遅くなりましたが、２４年度産・新米の販売を始めました。今年は残暑が厳しく水管理の厳しい年になりましたが、幸いにも瑞々しく弾力のあるお米に仕上がりました。ぜひご賞味下さい。ご注文をお待ちしております。
８月下旬。田植えが遅い我が家では花も周りより遅めです。今、稲の花が満開です。今年は残暑が厳しく秋雨がなかなか来ず、田んぼの水も干上がりがちですが、花の咲く時期は稲の実りにつながる大事な時期。水が絶えず田んぼにある様、水管理をきっちりとしていきます。
恒例となっておりますが、これから夏に向けて値下げを行います。夏になればそうめんなども召し上がるかと思いますが、スタミナをつけるには断然お米が一番です。ご注文を心よりお待ちしております※放射能につきましては自主検査にて未検出（１０Bq/kg）となっています。
本格的なふゆみずたんぼはもう少し先ですが、その前に田んぼの下準備をしておきます。写真は田んぼの表面だけを軽く耕している所。これは「田んぼを耕す」という意味合いではなく、田んぼにある稲わら・稲株を土壌に固定するためのものです。ふゆみずたんぼを始めると田んぼに水が張られるため、稲わらが水に浮かび風にあおられ一方に片寄ってしまいます。稲わらを翌年の稲の養分になる事を考えると、片寄ったままでは翌年の田んぼで成長にムラが出来る事になります。それを防ぐための作業です。この時期になると風も冷たく、寒い中の作業となります。
この時期は田んぼ作業も終わって「ふゆみずたんぼ」を待つばかり。畑は収穫の秋らしく、いろいろな野菜が育ってきました。
田んぼシーズンが終わり、時間に追われる時期は過ぎましたが、いろいろな作業がこれから始まります。まずは環境保全米を作っているワラビ山の整備から。今年も作付けが行われましたが、先の震災で山が揺れたせいか田んぼの水持ちがとても悪く、今年は水管理に苦労しました。そのため、田んぼの中にあると思われる亀裂を埋めるため、冬にブルドーザーが入ります。その前に田んぼを深く耕す事で少しでも亀裂を失くす作業を行います。
東日本大震災による田んぼの修復・台風１５号による大雨を乗り越え、今年も無事収穫を迎える事が出来ました。すべてのお米は例年通り美味しく出来上がっています。一番気になる放射能についてですが、県発表では耕作している地域すべてが未検出となっています（専門機関による自主検査でも「検出せず」となっています）。たわわに実った今年のお米をご賞味いただければと思います。ご注文を心よりお待ちしています。.
こちらはふゆみずたんぼ米（ひとめぼれ）のお米の写真です。
約１カ月かけて、すべての稲刈りが終了しました。今年も例年通りの出来栄えです。ひとめぼれはもっちり仕上がりましたし、ササニシキはあっさりとした食感です。環境保全米もふゆみずたんぼ米も無施肥米も無事収穫が終わり、ホッとしています。写真は環境保全米のお米の写真です。
